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明るいグラデーション

​始めたきっかけと目標

石崎漁港では、年間70tものナマコが獲れていました。そのナマコが年々減少していき、最近の解禁日にはほぼ獲れなくなりました。

ナマコの水揚げが年間収入の7-8割をしめていたため、新規漁業者はおろか、今の漁師も生計が立てられないのが目に見えていました。

いくら天然の魚が回ってくるのを待っても、温暖化や環境変化などにより既存の生物が住みにくくなり、それでも無理に漁業をすると更に魚がいなくなるという悪循環です。

​もうこのままではいけない。自分たちで安定的な漁業をつくろうと思い、知り合いの漁業者に相談したところ、偶然シングルシード牡蠣養殖にたどり着きました。

過疎化していく七尾の漁業をいかに安定した収入にするかが目標です。

牡蠣養殖を主にし安定させ、今までの漁船漁業も受け継げるようにしたい。まずは牡蠣養殖で収入を安定させ、牡蠣からでる有機物が小魚の餌になり、バスケットの下の海底に藻場や漁礁を設置し、魚やナマコの住処を作り循環型の養殖を目指しております。

更に、地元雇用の創出、隣町には和倉温泉と協力して、漁業体験(刺網、底曳き、二艘曳きの乗船、釣船)や飲食店(漁師めし)、牡蠣養殖バスケットのオーナー制など、地域を巻き込んだ新たな産業で活性化を目標としてます。

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